「不労所得」よりも「就労所得」
世の中では、「不労所得」や「権利収入」という言葉をよく耳にします。
この働かなくて得られる収入というものほど疑いをかけるものはありません。
ネットワークビジネスや不動産投資、仮想通貨などいろいろありますが、なぜそれを勧める人たちがいるのでしょう。
そんな美味しい話なら、こっそり自分だけでやればいいものを。
ライバルを増やすことになるだけです。
私の知っている、ア●●エイの幹部は、月に数百万円を稼いでいますが、高級マンションに高級外車、海外旅行と自分を下の人間に対してカリスマ的に魅せるのに必死です。
ツイッターのDMでも勧誘が
ツイッターではこの「不労所得」や「1ヶ月で100万円」を稼ぐ方法伝授などのDMがやたらきます。
それもアカウントは違いますが、内容ほぼ呉越同舟。
「バイナリー」なるものも多いです。
これらの話はとても心揺さぶるようにできていて、おそらくこの人たちはこれで食べているか、食べている人に使われている人たちでしょう。
しかし、そんなうまい話が本当にあるのでしょうか。
働かないでお金を得るにはリスクを伴う
この不動産投資で不労所得を得ようとしてした人たちの典型例が「かぼちゃの馬車」と「スルガ銀行」です。
融資を受け騙されて人たちは「被害者の会」を作って賠償を求めていますが、これは特殊詐欺ではなく「不労所得」を得るために行なった行動のリスクととらえらるこ事もできます。
「詐欺」というのは非常に立件が困難な犯罪です。
これだけ大ぴらに詐欺が行われたスルガ銀行での逮捕者はいるのかいないのかさえわかりません。
詐欺師たちは、その道のプロです。
詐欺をするために日夜努力?を惜しみません。
そんな輩に、われわれただの庶民が勝てるはずもありません。
YouTuberもブロガーも寝る間も惜しんで働いている
YouTuberが高額所得者で楽しんで暮らしている人たちの代表のように言われています。
しかし、そのYouTuberも寝る間も惜しんで企画を立て録画して編集をして日々投稿をアップしています。
ブロガーもしかり。
アフィリエイトで月に100万円などというブロガーは、何もせず稼いでいるわけではありません。
やはり、「不労所得」よりも「就労所得」。
それもわれわれシニアはできるだけ身の丈にあった「就労所得」を目指す。
そして、お小遣いは「副業」で。
これが一番リスクが少ない方法だと私は考えます。
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