自己紹介
下に退職の経緯を書いていますが、昨年長年勤めた会社を54歳で早期退職し次の会社を3ヶ月で退職、その後今の会社でサラリーマンをしています。
そして、この度めでたく?雇い止めとなり現在職探し中の私です。
働きっぱなしということです。
早期退職後、テレビで見るようなセカンドライフをするものと思っていましたがやはり前の通りのサラリーマンをしていました。
私は本州出身なので、現在住んでいる北海道は「移住」ということになります。
早期退職について
前の前の会社にいる時には、まさか自分が会社を早期退職するとは思ってもいませんでした。
このまま60歳まで前の会社の正社員として働いて(一応3メガ損保のひとつです)、65歳までは契約社員として勤務・・・その後は年金もらいながら、シルバー人材センターあたりで紹介された先でアルバイトでもしながら暮らそうなんてなんとなく考えていました。
が、損保はどんどん合併をはじめてしまったんです。
今回の合併は2回目で、2回とも吸収された側です。(それでも名前は残っていますが)
1回目の合併の時、当時の課長が5000万円もらって早期退職しました。(首宣告されて)若かった私は、この課長使えないし「5000万円も貰えるからラッキーじゃん」くらいに考えていました。
そして2回目の合併の際に、早期退職の募集がまたまたありました。
(これは新聞にも載りました)
早期退職の現実
1回目の早期退職の募集
早期退職のターゲットの社員は何回も呼び出しを受け、辞めるまで説得が続きます(パワハラにならない程度に)
早期退職を自らしたいという社員はなかなかいません。・・特に仕事ができない社員ほど会社にしがみつきますし、自分がターゲットになることなどその瞬間まで考えていません。
辞めてもらう社員を会社が選ぶ際には、小さい子供がいるとか受験を控えている子供がいるとか介護状態の親がいるとか関係ありません。
その社員がどれだけ会社に必要か、必要ないかで決めています。
・・実際に首宣告された社員を見たらそれが分かります。
辞めてもらっては困る社員には、部長から「まさか辞めないよなあ」とやんわりと辞めないように面談の際に話があります。
・・・この時には私にも「辞めないよね」という念押しがありました。
がしかし、もともと会社に忠誠心が少ない?(ない)私は迷いました。高額の退職金に。
結局、考えた挙句 占い(当たると有名な占い師)の結果で、その時は退職を見送ることにしました。
占い代金は2万円近かったです。
ついでに、10万円もする印鑑も買いました。
2回目の早期退職の募集
1回目の募集(首切り)が500人近くだったのに比べ、2回目は200人くらいでした。
それも退職金が前回より減らされ、私クラスで500万円下げられていました。
それと2回目は、部長からの引き留めも何もなく淡々と面談で説明がされました。
「今回はついに私がターゲットか」と思って他の社員にも聞いてみましたが、同じように淡々と説明されただけだったそうです。
説明の内容は・・・
55歳以降勤務したら給与が半分になる?・・・えっ、聞いてないよ。
それいつ決まったの!
退職金も今後どうなるかわからない・・えっ、そんな非常識な。
それが嫌なら、早期退職に応募してください・・との内容。
他の社員はいつもの脅しだよとか軽く受け流していましたが、これはシビアな「お金」の問題です。

真剣に考えねばなりません。
エクセルで今後もらえる給与と退職金を計算しその差額を出し、勤め続けた際のリスクと辞めた際のリスクを計算しました。
そして結局「占い」で辞めることに決定しました。
私の机上の計算でも辞めるという結論だったのでこれで確信できました。
最初の占い師でも54歳から56歳くらいで会社を辞めるって言われました。
辞める時に後悔したこと
その後、人事部に所定の用紙に辞めることを書いてメールで送りました。

当然一回くらい上司から何か話があるかとも思っていましたが、全く何もありません。
それどころか何もなかったかのように、仕事が進んでいきます。
メールを出したのが11月末で、12月の中旬に人事部から「辞めることを許可しますよ」メールがきましたが上司からは何の反応もありません。
この「辞めることを許可しますよ」メールは、何か会社でまずいことをやらかしている社員は早期退職の対象にならないので、その見極めを人事部がした上で「あなたは悪いことをしていないようだから、早期退職をさせ退職金を払ってあげますよ」という許可?をしていただく制度らしいです。
逆にいうと、「悪いことをした社員はこのままずっとこの会社で働いてもらうぞ」ということになり、会社には仕事ができる将来有望な社員とやらかしちゃった社員しか残らなくなりますが・・・・大丈夫でしょうか?
辞める会社のことを心配しても仕方がないんですが。
このままで年を越せないと思い上司に「私が辞めるという連絡入っていませんか?」と聞いたところ「これは人事の事項だからこちらからは口を出せない」と言われました。
「こいつ相変わらず頭悪いな。ひと1人辞めるのに何も考えないんだなあ」と思い、引き継ぎ計画をこちらから提案し、有休消化の間に次の仕事を探すプランがあることを説明しました。
その後、転職に向け悪戦苦闘?し、次の会社を決めます。
辞める時に後悔したことは、こんなことなら遠慮せずに
「有給もっと使っておけばよかった」でした。
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